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◇お金と未来の話◇2008年02月22日「金銭教育」をテーマにした総合学習、 ◇学びが大きかった消費者トラブルWS◇2008年02月11日2日間に渡って、小学校6年生を対象に消費者トラブルWSをおこないました。 ◇小学校で消費者トラブルWSをおこないます◇2008年02月04日
こんにちは。
関東では、雪で大混乱のようですね。 こんなときのために、一足ぐらい冬靴を買っておくといいのになあ〜とTVを見ていて思いました。大人になってから転ぶと痛いし、大事になるんですよ〜(経験者です:笑) 今日は、小学校の総合学習で消費者トラブルのワークショップをする話題から。 昨年から金銭教育のお手伝いをしている小学校で、6年生を対象におこないます。 2月5、6日とクラスごとに2時間ずつ。テーマは『携帯やPCのトラブル』です。 消費者トラブルには、さまざまな種類がありますが、 今、10代で一番多いのは、携帯、PCのネットトラブル。 無料サイトだと思ってクリックしたら、請求画面になったとか、 『こちら』と書かれていたのでクリックしたら、会員登録になり請求が来たとか、 アニメのサイトやTVサイトを見ていたら、アダルトサイトにつながった、解約するにはオペレーターに電話しろとか、 事例を見ていると、嫌〜な気分になります。 岩手県の2006年のデータでは、10代の相談件数337件中、260件がその相談内容です。(2006年県民生活センター資料、盛岡市除き。ちなみに盛岡市の10代の相談件数は、97件) 岐阜で中学生が、お年玉を7万円も騙し取られた事件がありましたね。 あれも、携帯メールでサイト登録料を請求したものだったようです。 子どもが携帯やパソコンを使うのが当たり前の時代になってしまいましたが、 使い方は教えなくてもひとりでに学んでいて、大人がついていけてない状態。 だから、使い方のマナーを知らなかったり、トラブルにあう子も増えているのでしょう。 子どもに携帯やパソコンを使わせる前に、親子でしっかり学んでおかないと 未成年の使用とはいえ親が責任を持たなくてはいけないこともあります。 「明日はわが身」と思ってぜひ学んで欲しいですね。 授業の内容や、感想はまた後日ご紹介しま〜す。 −トップページ− ◇学校deこづかいゲームステップ2◇2007年07月24日
こんにちは。良い天気の盛岡です。
最近夕方になると、どこからともなく太鼓の音が聞こえてきます。それは“盛岡さんさ踊り(8月1〜4日)”の練習です。子どもから大人まで、毎日約1万人が太鼓を打ち鳴らしながら、踊りのパレードをおこなうのです。夏の夜空と、お腹に響く1万太鼓の音を体感しにぜひいらしみてください(^−^) と、前置きが長くなりましたが、 今日は、学校でおこなった『こづかいゲーム ステップ2』の話。 2時間目の授業で、「家のさいふ(家計)」について考えてもらいましたが、3時間目は、「自分のさいふ」について考えようということで、お金の使い方について学ぶことになりました。 昨年の6年生は、『こづかいゲーム ステップ1』でしたが、今年は『ステップ2』。 どこが違うかと言うと、ステップ1に“貯金と借入”をプラスしたのがステップ2。 貯金をすると10%の利息がもらえますが、借入すると20%の利息を支払います。 実は、今年の6年生はこづかい帳をつけている子が30人ぐらいいて、こづかい管理をしっかりしている子が多いのです。そこで昨年より、ワンランクアップしようということに。 2日間にわたって1クラス(2クラス計約80名)ずつおこないました。 1テーブル4〜5人の子どもたちに、お手伝いのお母さんが2名、1クラス当り8テーブル使用。 1回1000円のこづかいをもらって文房具、買いもの、ハッピー、アクシデントのカードの指示に従いながら、欲しいものを買う、買わない、あとで買うを考えます。 6年生ともなれば、計算シートの計算も、お金券の数え方もなれたもの。 買いものの選択は、その子の性格がよく出ていて、じっくり考える子、安いものから買う子、お金を使わない子などさまざま。何度やっても面白いですね〜! 貯金は、2クラスとも3分の2以上の子が体験しました。 借入は、これまた2クラスとも2人の子が体験。 その借りた2人の感想は、 『利息が増えていくのがわかった(借入)』・・・(この子は、貯金もしました) 『もう二度と借りない』・・・(この子は、最後のチャンスカードを引くまでお金を返せなかった) お金を借りることはいけないことだという先入観が大人にも子どもにもあります。 先日、あるセミナーで消費者トラブルの現状を聞く機会がありましたが、 相談に来る人のほとんどがひとりでみえるそうです。 『借金』はいけないことだといわれていた、家族が借金ぎらいのため誰にも相談できないでいるうちに、どんどん膨れ上がっていった。ということだそうです。 お金を借りることは悪? それはどんな目的で借入をするかによりますよね。自分の欲しいものを買うためだけに、無計画で借りまくるのはいけないことですが、起業や住宅の購入ではどうでしょうか?むしろ借りることで事業を軌道に乗せることができたり、必要な時期に住宅を手に入れたりできる有効な方法になります。 子どもたちに伝えたいことはそこです。 借りることは悪いことではなく、貯金と借入の違いを理解して、その利用の仕方をその場その場で考えられるようになって欲しい。上手に利用できる大人になって欲しいのです。 このステップ2では、貯金と借入利息の違い、お金を借りるには信用が必要(限度額は残りの回数分)ということを伝えています。 実際に借りるようになるまでには、まだまだ勉強して欲しいことはありますが、まずはこのゲームを体験することで、お金を借りることについて家庭で話し合うきっかけになればと思っています。 最後に、お手伝いいただいたお母様方の感想です(自分のお子さんと同じテーブルに入っていただきました) ・こづかいをもらっている子は欲しいものの内容が違う。現実離れしていない。 ・貯金の仕方や、買いものの仕方に子どもの性格が見えて楽しかった。 ・もっと借入体験してほしかった ・自分の子をみていると黙っていられない(笑) たくさんのお母様方にお手伝いいただきました。 本当にありがとうございました。 ◇2時間目は「家計」◇2007年07月14日1学期、2回目の授業が終わりました。 |