9月と10月に小学校の学年PTA主催による親子レクリエーションで「こづかい教室」を行いました。学年は、4年生と3年生。パワーポイント版「こづかいゲーム」を使用し、保護者の方にも一緒に体験していただきました。本日、親子アンケートが届きましたので一部ご紹介します。
【子ども】
Q:これからお金を使う時に一番気をつけたいことは?
〜4年生〜
・よくがんがえてほんとうにほしいものをかう
・これがほしいからとすぐかわないでちゃんときめてかう
・ひつようかどうか考える
・いらないものはかわない
・がまんできそうな物はよく考えてから購入する
・むだづかいしない(多数)
〜3年生〜
・ちゃんとやりくりをする
・むだづかいしないように気をつける(多数)
・本当にこれがほしいか考える
・ぜんぶお金をつかわない
・大切に使うこと
・予定をたててお金を使うようにする
・よく考えて、必ようなじゅんばんを考える
・ひつようなもの、ほしいものをわけていなかったので、これからはそこをうまくやっていきたい
【保護者】
Q:ご意見・ご感想
・こづかい金額の判断基準がとてもわかりやすく、納得しました。
・上の子にも教えたい
・本人は、お金の大切さやどのように使うか少しは考えているけど、下の子(2年生)はすぐになんでも買ってしまう性格なので家でも今日のゲームをしてみたい。
・小学生のうちからこづかいのやりくりを覚えることで、大人になってからもしっかりお金の管理ができるようになって欲しいと思います。今日は、やりくりの仕方、おこづかい帳の書き方等、大事なことをたくさん学ぶことができました。早速実行します!どうもありがとうございました。
・おこづかいを子どもに預けてやりくりさせるには、少し勇気が要りますが、将来のことなどを考えると大切なことなんだと思いました。親子共に(親として見守りながら)計画をたててみようと思いました。
・ゲームで楽しく学べて、子どものだけでなく親にとってもとても勉強になりました。“まだおこづかいは早いかな”と思っていましたが、そろそろいいかなと思います。
・お金を考える上での良いきっかけになったと思います。子どもたちはとても楽しそうでしたし、今後は親子一緒にこづかい帳をつけていきたいと思います。
・今まではその時、持っているお金あるだけ全てを使いきる生活でしたが、使い切らなくてもよい、貯金して後で欲しいものをかうということが、なんとなくでもわかってくれたのではないかと思います。少額のものだとつい買ってあげてしまうことも多く、自分も厳しく行かないといけないと思い反省しました。
〜皆様、たくさんの感想をありがとうございました(^−^)〜
こんにちは〜そろそろ夏休みですね。期末面談やら帰省の準備やらで慌ただしい日を送っている方が多いのでは。盛岡市内の小学校の夏休みは24日からですが、28日に水泳記録会があるため、まだまだ先といった感じです。小学生、がんばっています!私もがんばらなくっちゃ!(^^)!
今日は、7月12日(月)岩手県北部の中学校にうかがったお話。
盛岡から車で約2時間半、自然豊かな山間部で、広大なパークゴルフ場がある道の駅のすぐ近くに学校はありました。昔々、上の子どもがまだ幼い頃にその道の駅に立ち寄ったことがありましたが、まさか十数年後にその近くの中学校に仕事で行くことになろうとは。。。最近、そういうことが多いです。不思議ですね〜
全校生徒は1年生から3年生まで41名、爽やかに挨拶をしてくれる礼儀正しい生徒さんたちでした。残念ながら今年で閉校が決まっているそうです。最後の年にふさわしい会になるように・・・と、ちょっと緊張しながらお邪魔しました。
テーマは「ひとり暮らしと職業選択のポイント」
盛岡で下宿生活をしながら高校に通っている生徒さんの話を聞きます。おそらく、この地域の生徒さんの中にもそのような選択をする子がいるかもしれません。高校は家から通えても就職難のこの時代ですから、地元で就職先がなく18歳で家を出てひとり暮らしをするということも考えられます。中学生のうちに、将来、ひとりで暮らすことを意識させるのは決して遅くはありません。
お金の使い方、管理の仕方、多すぎる情報に惑わされずに自分に合ったものを選ぶ力、悪質な業者から身を守る知識、将来を予測し備える力 etc・・・学校では学ばないけれど、日常生活で覚えておいてほしいことはたくさんあります。
しかし、言葉だけで教わって、頭ではわかっていても、実感を伴わないとなかなか受け入れられないものですね。そこで、頭だけでなく心でも感じてもらうため、講演時間に余裕があるときはシミュレーションゲームを入れています。大人の勉強会で良く使う「家計管理ゲーム」を中学生用にアレンジしたものです。
こちらの中学生の皆さんに体験していただだいた様子が学校の携帯サイトにアップされています。
中学校HPへ(携帯サイト)
将来の生活で、何かしらお役に立っていることを願って。。。
中学生のみなさん、先生方、どうもありがとうございました(^^)