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金銭教育からキャリア教育へ

2008年06月02日
こんにちはー。
土曜日は、小学校の運動会、今日は中学校の体育祭でした。
この2つが終わると学校行事は一段落です。(ふう〜〜〜)
次は、ワークショップの準備!がんばるぞ〜〜〜!!

今日は、小・中学校がこうなるといいな〜というお話。

公立中学校ではキャリア教育が行われているところが増えてきたようですね。
娘が通う中学校でも、1年生は職業講和、2年生は職場体験が行なわれているようです。

最近は、学校の要請に協力してくれる企業もいくつかあるようで、本物の職業人の話を聞くことができますし、私が学生の頃と違って、ITが発達している現代ですから、いろいろな仕事について家にいながら調べられる環境にあります。ホントにうらやましい〜

でも、そのキャリア教育の前にぜひやって欲しいことがあります。

「なぜ働くのか?」

それがしっかりと心の中にないと、せっかくのキャリア教育がただの時間つぶしで終わってしまう可能性があります。お金の使い方、管理の仕方、価値判断の訓練をこづかい制でおこなうことはもちろん、中学生であれば生活費の一部を見せたり、自分にかかっている費用について税金から出ているもの、家計費から出ているものを計算させたり、ひとりで生活するためにいくらかかるかも教えたいですね。

その部分はまさに金銭教育。お金に関わる教育の根っこにあたる部分です。
その教育があったか、なかったかによって職業講和、職業体験の効果もだいぶ違ってくることでしょう。そして、

「やりたいことは何か?」「どんな大人になりたいか?」

と考える時間を1時間でも2時間でも学校の授業の中でやって欲しいな〜と思っています。なぜ学校か?それは、生徒同士での学び合いがあるから。

○○さん、○○くんの考えってすごい〜とか、へ〜〜そういうことを考えている人もいるんだ〜などと友だちの考えを聞くことは、親から聞く話の何十倍も子どもの心に響きます。(小学校で金銭教育の授業の中で何度もそういう光景を見ました)反抗期の子どもであればあるほど友だちの声は大きいものです。

私は、金銭教育からキャリア教育への流れを小学校〜中学校で作って欲しいと考えています。

昨年まで実践していた小学校の総合学習はそこを意識して作っていました。お金と向き合い、こづかい管理を実践し、働く体験、生活費を考え、そして将来について考える。ここまでが小学校。

中学校は、なりたいものをイメージし、そうなるための道筋を考え、2〜3年後に進むべき高校を選択する。そして今やるべきことに向かって努力する。できればそのなりたい職業に近い業種で職業体験ができるといいですね。

金銭教育からキャリア教育へ!

社会に通用する大人を育てるためには欠かせない教育ではないでしょうか。

 
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