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6年生の総合学習「マネースタディ」

2008年12月19日
こんにちは。
もう年末になってしまいましたね〜
今年の仕事の山をやっとこさ越えたところで、ホッと一息ついています。

今週、小学校6年生対象の総合学習「マネースタディ」を12時間(2クラス×5時間)行ないました。当初から12月に行なう予定でしたが、こんなにキツキツの日程になるとは思ってもなくて、結構大変な1週間でした。6年生はやることがたくさんあるので、先生も日程を組むのが大変なんだろうと思います。無事に終えることができて何よりです(^−^)

内容は、
1時間目・・・こづかいに関するアンケートと金銭教育に関するビデオ鑑賞
2,3時間目・・・「こづかいゲーム ステップ2」(貯金・借入バージョン)
4,5時間目・・・「消費者トラブルって何?」(小中学生に多いケータイトラブル)
6時間目・・・まとめ

6年生ということで、こづかいをもらっている子はアンケートの結果、約90%いましたが、その金額は、1ヶ月120円(根拠はわかりません)〜4,000円までいろいろ。ほしいときにもらう、お年玉が1年分のこづかいという子も何人かいました。

「こづかいゲームステップ2」とは、「ステップ1」に貯金と借入をプラスしたもの。貯金をすると10%の利息がつき、借入すると20%の利息を払う約束です。実生活からかけ離れた金利ですが、計算しやすいし、違いがハッキリするのであえてこの%で行なっています。

貯金体験を積極的に行なう子が多かった反面、「借入は怖い!」というイメージがあるらしく「違いを体験してみよう」という呼びかけに答える子はいませんでした。

子どもたちの感想は、「とても楽しく学べた」がほぼ全員。「貯金をするとお金が増える」「もっと早く貯金すればよかった」「大人になっても全部はできないけど貯金をするようにしたい」など、今のご時世なのか、お金を貯めよう、貯めようという子が多かったです。

「消費者トラブルって何?」という時間では、話だけでなくグループ学習形式で行ないました。20分の説明をして、あるテーマを与え、個人でまとめたあとグループでまとめ、発表、感想という形です。小中高校生に一番多い「ネットとケータイトラブル」をメインに話しました。

聞いて、書いて、まとめて、発表して、また書いて、と繰り返したことで、
困ったときに相談する場所の名前⇒県民生活センター、消費生活センター、警察
は、しっかりと覚えてくれたようです。

最後のまとめの時間では、お金の勉強をする目的と、一番近い人生の分かれ道(高校受験)までに考えていてほしいこととして、わたしの苦い体験談と一人でできるワークを紹介しました。

題して「なりたい自分になるためのワーク」
昨年の6年生にも同じ話をしたのですが、先生からのリクエストでまたやらせていただきました。

「小学生のうちに目標をもち強い気持ちで努力すれば夢は叶うよ!」

と、はっきり言い切ってきました(笑)今の時代に生まれた子は、強い意志と努力、環境、ほんの少しの能力さえ揃えば何にでもなれると本当に思っています。それが揃っても叶わない子もたくさんいると思いますが、このワークに取組む気があれば途中で何があろうがへこたれない子になるでしょう。(体の訓練ではなく発想の訓練です:笑)

ハードな1週間でしたが、とっても楽しく充実した1週間でもありました。
6年生のみんな!自分の夢をかなえて幸せな人生を送ってね〜(^0^)/~~


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