先日、数年ぶりにわが家のキャッシュフロー表を作成してみました。
キャッシュフロー表とは、ライフプランに基づいて中長期で家計を予測し、不測の事態に備えるための資料のひとつです。FPの世界では基本中の基本。
人生の3大支出と言われている「住宅ローン」「教育費」「老後の生活費」
わが家の家計も例外なく、その3つの場面である程度の危機が待っているようです。
「キャッシュフロー表はあてにならない」
とおっしゃる方もいるようですが、40年50年先は確かに何が起こるか予測は不可能ですが、今の生活のままで10年暮らしたら家計はどうなってるか?を客観的に見る資料としては非常に有効だと思います。
TVでは、毎日毎日、〜100年に1度、未曾有、経済不況、赤字決算、リストラ〜
という言葉が飛び交っていますが、キャッシュフロー表を改めて作成し直すまではわが家はぎりぎり何とかなるのではないか?という根拠のない自信(笑)で生活していました。今は、「ちょっと引き締めないとまずいかも・・・」という気持ちでいるところです。
「むらさきしきぶの会」というお金や金融経済の基礎的な知識を学ぶためのサークルでも、1月の勉強会で家計管理ゲームを使ってキャッシュフロー表の作成を体験してみました。
家計管理ゲームは、モデル家族を想定して10年間のイベント(出来事)を予測し、楽しくゲームをしながらキャッシュフロー表の書き方を学ぶもの。
今回のモデル家族は、
4人家族、夫サラリーマン、妻パート、子どもは今年から大学生と、高校生の2人。
子どもを大学に通わせる時期は、短期間で百万単位の支出が予想されます。
その数年間の家計はいったいどうなっているか?というのがテーマ。
仮想家族の10年間とはいえ、いいことが起こる年と悪いことが起こる年があって、それをジャンケンで決めながら、キャッシュフローの書き方を学びます。たかがゲームと思いきや、みなさん結構真剣になります。
この「家計管理ゲーム」は、クループやサークル、お友だち同士ででも開催可能です。また、「むらさきしきぶの会」でも、もう1度やりたい!という声が出ているので、今月か来月に実施する予定になっています。興味がある方は、ぜひご連絡くださいね。 お問い合わせフォームへ
「むらさきしきぶの会」もサークル会員募集中で〜す。(月1回開催・会費無料)