久しぶりに、わが家のお金教育事情ということで、先日の母の日のお話をします。
わが家には、高1の娘と小6の息子がいます。
上の子が小学4年、下の子が小学1年のときからこづかい制をスタートしました。
「お金の使い方の上手、下手は経験です」と、よくお話しするのですが、そのほかに“子どもの性格”も関係します。
わが家の娘は小さなころから「コツコツ、しっかり型」でしたが、最近になって「ときどき爆発型」(笑)が現れて来ました。息子は、「我慢が苦手、すぐ買っちゃえ型」、今も基本的には同じ傾向ですが、知恵を働かせて安く、早く手に入れる方法を自分なりに考えるようになりました。買えないときはあきらめること、自分で自分を納得させられるようになった(?)ふうにも見えます。
二人とも、自分にとっての必要なものの選択、購入と管理、欲しいものの選択、購入は、以前よりだいぶ上達したように思います。
今年の母の日のこと。
母の日だから何かをプレゼントするもの、と思いこんでいる息子が私に、
「お母さん、何か欲しいものある?お花?」と聞いてきました。
「何にも欲しいものないな〜。お花は、昨年もらった鉢植えがまた咲いてくれたし。“労働”でいいよ!」
「ふ〜〜ん。いいけど…」
夕方、おばあちゃんへのお花を買いに行った夫と息子がなかなか帰ってこない。
やっと帰ってきた二人がお花とスーパーの袋を差し出し、
「お花は、おばあちゃんへお父さんが買った。これは僕からお母さんへ。」
解説をしながら息子が袋から出したものは、
「疲れた人に効く“チョコラBB”、お腹の脂肪を落とす“黒ウーロン茶”、お母さんが好きな甘さ控えめの“コーヒーゼリー”」思わず大爆笑(^0^)。さすが〜母をよく観察しています。
「ありがとう!なかなかいい組み合わせ、みんな私にぴったりだね!」
何やら、これを決めるのに1時間もスーパーを歩き回ったとか。
付き合った夫がげっそりしていました。
「予算はいくらにしてたの?」
「450円、全部で448円だった!」
予算内でうまく買えたことと、買ったものが私にうけたことに満足の様子。
その後、
「コーヒーゼリー食べた?チョコラ飲んだ?ウーロン茶はなんで飲まないの?」
と毎日学校から帰ってきては冷蔵庫の中を確認しています。
実は、黒ウーロン茶はもったいないのでまだ飲んでいません(笑)
もう少し暑くなって、もっと「美味しい〜」と思える時期まで待ってから味わうつもりです。
息子の気持ちと、成長、そしてお金の教育の成果も見れた母の日でした。来年は中学生なので、もうこんなことはないかも。しっかり心に刻んでおこうと思います。
ちなみに、娘は“労働”で感謝の気持ちを現わしてくれました。
以上、今年の母の日エピソードでした〜(^−^)