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人生におけるお金の優先順位

2013年06月06日
「そんなに少ない年収ではないのに、生活にゆとりを感じられない・・・」

そういうご家庭の相談を受けました。ご相談者は、30〜40代、入学前のお子さん2人、夫婦共働きで最近、住宅ローンを組んでマイホームを購入したご家族です。

無駄遣いをせずに貯蓄をしているしっかり者の奥様でしたが、家計の収支をざっくり聞いてみると、貯蓄の手段として生命保険の終身型に加入しているとのこと。家族全員での保険料支払額は日本人が生命保険会社に支払っている平均的金額の約2倍以上でした。

一世帯当たり保険料・・・生命保険文化センター

市場金利が低い時代の終身型保険料は高いので、貯蓄を目的として加入した場合、満期保険金を支払い保険料が逆転することが多いです。賢い奥様はそこを分かっていて、年払いで定年後に設定した満期にはプラスで受取れるような契約をしていました。しかし、その保険がゆとりのない生活の原因となっていました。

貯蓄と違って保険での積み立ては目的(満期、死亡等)以外で解約した場合、掛金全額は戻って来ません。これから子育てをしながら学費を貯め、住宅ローンを支払って行こうとする時に、家計のゆとり部分のほとんどを保険で老後の生活費へと固定してしまったのが窮屈さの理由です。

加入した保険商品の損得だけで考えれば間違った選択ではありませんが、このご家族のこれからの生活資金の優先順位を考えた場合、もっと流動性が高い金融商品で、老後の前に必要な資金を貯めて行くことの方が先です。老後資金は子どもが自立して学費、生活費等の負担が少なくなってから集中して貯蓄できるでしょう。

老後にいくらお金があっても時間は買えません。可愛い盛りのお子さんたちと思い出を作ったり、お子さんの才能に投資したり、自分の能力を磨いたりできるのは今だけ。ちょっと心にゆとりを持たせて生きたお金の使い方、貯め方をしたいものです。

人生のお金の優先順位を考えてみることをお勧めします。いつ、何に、いくら必要か?貯蓄方法はどうするか?リスクはどの程度取れるか?お金の貯め時、使い時がはっきり見えて資金計画が立てやすくなります。


【例:夫40歳、妻35歳 共働き 子6歳、3歳(上記のご家族とは関係ありません)】
    ※優先度が高いのは赤い数字
順位いつ何にいくら1年当り手段
必ず12年後
15年後
進学資金  〃200万円
300万円
17万円
20万円
100万円準備済み
積立 学資保険(返戻率100%以上)
必ず2年後 住宅頭金 800万円100万円600万円準備済み
財形 積立 定期
可能なら7年後
9年後

ローン繰上

   〃
100万円
100万円
新築後〜
50万円
財形 積立 定期
 夫定年
25年後
妻定年
30年後
老後資金2000万円(うち退職金1000万円)取りあえず
12万円
子卒業後
100万円
年金財形 投資信託 保険 転職? 
 



 
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