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夏休みの体験から学ぶお金のあれこれ

2011年08月17日

楽しい夏休みも終盤となりましたね。今頃は残った課題に必死で取り組んでいるところでしょうか。^^

お子さんと夏休みの思い出を振り返るついでに、休み中に使ったこづかいも親子で振り返ってみましょう。定期的にこづかいをもらっている子もいない子も、お祭りや帰省、旅行などでお金に触れる機会が多かったと思います。こづかい帳に記録して合計してみれば日ごろのこづかいの何倍もの金額になっているはず。その数字を見ながら、買ったものについて今はどう思うか?評価してみましょう。

◎とてもよかった、〇まあまあよかった、△なくてもよかった、

◎、〇の評価ならよかったところやお子さんがどんなことを考えて選択したか、△があれば同じことを繰り返さないために次はどうしたらいいかなどを親子で話し合ってみましょう。よいところは、どんどん褒めてあげると自信がつき、次もがんばるぞ!という気持ちを持つようです。また、たくさんの買い物体験をして楽しい思い出ができたのは、こづかいをくださった方がいればこそという感謝の気持ちを持つことも話しておきたいですね。

お子さんが小学校高学年以上なら、こづかいだけでなく、かかった費用(交通費、食費、宿泊費)なども一緒に確認してみましょう。特別なイベントのときにはある程度のお金が必要なこと、日常の生活費やこづかいをゼロになるまで使っていてはそれをねん出できないこと、限られた収入の中で大きなイベントの費用を作るためには計画的な貯蓄が必要であることを教えることができます。

そしてできれば、次の大きな支出やイベントを目標に銀行口座などを使っての積立をはじめてみるといいですね。金融に触れさせる大切な体験となります。

この夏、わが家でも娘(高2)と北海道で行われたコンサートに行きました。チケット代と、全種類購入のグッズ代はこづかいと自分(娘)の貯金で賄えたものの、旅費はほとんど親持ち。次の費用はすべて自分で出すように!と言ったところ早速500円玉貯金を始めました(笑)。今回のチケット代も貯金箱で貯めていたようなので有効な方法だと感じたのでしょう。お盆に帰省して祖母からいただいたこづかいと、毎月の自由に使えるこづかいの半分はすべて銀行預金に入れるとか。本当はアルバイトをしたいようですが、残念ながら学校はアルバイト禁止。親としてはむしろやらせたいんですけどね〜

ちなみに次とは、12月の東京行きですが、北海道ほど費用はかからないけど、今月も含め4カ月しかない。さて、どうなるか?

子どもと一緒にお金について考えたり、体験させたりすることは、子どもの将来のためになるだけでなく、外見からでは気がつかない心の成長が見られて、親ならではの楽しさ、うれしさを味わうことができます。多くの保護者のみなさんが、楽しい時間を過ごしながらお子さんを自立に導いていくことを願っています。


 
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